一般的に、CcとBccは、同報メールで使われます。同報メールとは、複数の人々に一度にメッセージを送信することを指します。
Cc、Bccとは
Ccは、carbon copy（カーボンコピー）の略で、参照のために見せるという意味があります。Ccで送信するメールアドレスは、全ての同報メールの受取人に見えます。
Bccは、blind carbon copy（見えないカーボンコピー）の略で、Bccで送信したメールアドレスは同報メールの受取人には見えません。
「CC」「BCC」メールは、ビジネスの場面でよく使用されます。例えば、お客様にメールする際、CCに自分の上司を入れることで、事後報告の手間を省くことができます。
BCCは、新製品の案内をお客様に送る場合に使用され、個々のお客様のBCCに設定することで、差出人と宛先が同じになり、誰に送信したのか分からなくなります。
「CC」「BCC」は、無理に使用する必要はありません。友達同士の飲み会の案内などの場合は、全員を「宛先」に設定しても問題ありません。
「CC」「BCC」を使い分けてメールを送信する場合は、「新規メッセージ」の画面で「Cc/Bcc,差出人」の部分をタップします。
「Cc」の使い方
「Cc」を使用する場合は、宛先となるメールアドレスを入力して、Ccで送信したい相手のメールアドレスを入力（選択）して送信します。
WindowsのOutlookで受信すると、宛先とCcが別々に表示されます。Ccのメールアドレスは見えます。
「Bcc」の使い方
「Bcc」を使用する場合は、宛先に自分のメールアドレスを入力します。Bccで送信したい相手のメールアドレスを入力（選択）して送信します。
WindowsのOutlookで受信すると、差出人と宛先が同じメールアドレスになり、それ以外のメールアドレスは見えません。誰に送信したかが分かりません。
