「Apple Intelligence」は、Appleが2024年に発表したiOS 18に搭載された独自のAI機能です。発表当初は日本語に対応していませんでしたが、iOS 18.4のリリースにより、ついに日本語での利用が可能になりました。このAI機能はiPhoneだけでなく、iPadやMacでも利用することができます。
また、ChatGPTとの連携機能も搭載されており、これにより、より高度で自然な対話型のAI体験が実現します。ただし、Apple Intelligenceを利用できるのは、iPhone 16シリーズおよびiPhone 15 Pro以降のモデルに限られています。
Apple Intelligenceの主な機能
Apple Intelligenceは、日常のタスクをよりスムーズにこなすための様々な機能を備えています。例えば、以下のような活用が可能です。
スマートリマインダー:メールやメッセージの内容から自動で予定を抽出し、リマインダーを作成します。
画像生成:テキストからイラストやアイコンなどを生成でき、プレゼン資料作成などに活用できます。
文章要約:受信した長文メールやWeb記事の要点を簡潔にまとめて表示します。
自然な音声アシスタント:Siriが進化し、より自然で文脈を理解した会話が可能になります。
利用開始の手順
Apple Intelligenceを利用開始する手順は次の通りです。
iOS 18.4以降にアップデートする
確認及びアップデートするには、「設定」アプリの「一般」の「ソフトウェアアップデート」をタップする。iOS 18.4以降になっていればOK。なっていなければアップデートする。
「Apple Intelligence」をオンにする
「設定」アプリの「Apple IntelligenceとSiri」をタップして「Apple Intelligence」がオンになっていることを確認する。オフであればオンにする。
ChatGPTとの連携を有効化する
ChatGPTとの連携は必須ではありません。Siriからの回答が不適切と判断された場合にChatGPTに引き継がれる仕様になっています。ChatGPTを利用するには原則としてユーザアカウントが必要です。ユーザアカウントなしの場合は履歴が保存されません。
「設定」アプリの「Apple IntelligenceとSiri」をタップして下の方にスワイプさせて、「ChatGPT」をタップします。
「ChatGPTを使用」の「設定」をタップします。
「次へ」をタップします。
「ChatGPTを有効にする」をタップします。
「ChatGPTを使用」がオンになります。必須ではありませんが、「ChatGPTアカウント」の「サインイン」をタップします。
アカウントがあれば「ログイン」をタップします。アカウントがなければ別の項目をタップします。
サインインされると「ChatGPTアカウント」が次のように表示されてChatGPTとの連携が完了します。