iPhoneストレージとiCloudストレージの違いは何でしょうか？これを理解する人は多くいないでしょう。しかし、しっかり理解していないと、ストレージ不足などの問題が発生し、急いで対処しなければならないかもしれません。
iPhoneストレージとは
iPhoneストレージとは、アイフォーンに搭載されている物理的な保存場所です。ストレージがいっぱいになると新しいデータは保存できません。又、後から追加することはできません。iPhoneストレージを解放する方法は「iPhoneで利用出来る容量を確認する」で紹介しています。
容量は64GB、128GB、256GB、512GB、1TBなどがあります。容量が大きいほど多くのデータを保存できます。ところが、ストレージが壊れるとデータは壊れてしまいます。パソコンのハードディスクやSSDと同じです。
iPhoneストレージには主にiOS、システム、アプリが保存されます。
iCloudストレージとは
iCloudストレージとは、Appleが提供するクラウドベースのオンラインストレージです。
容量は無料分は5GBです。有料プランには、50GBで130円/月、200GBで400円/月、1TBで1300円/月があります。
iCloudストレージにより、iPhoneストレージに保存されるデータ（写真/ビデオ、メールデータ、連絡先のデータ、音楽など）が、iCloudストレージにオンラインで保存されて、例えばパソコン（Windows、Mac）やiPad、様々なスマホなどで共有できます。
iPhoneストレージとiCloudストレージの違いとは
iPhoneストレージは物理的なもので容量に制限があるのに対して、iCloudストレージはオンラインでの提供で容量を拡張できます。
iPhoneストレージには、iOS、システム、アプリが、iCloudストレージには、データ（写真/ビデオ、メールデータ、連絡先のデータ、音楽など）が主に保存されます。
iPhoneストレージを確認する
iPhoneストレージを確認する方法を説明します。「設定」アプリの「一般」、「iPhoneストレージ」をタップします。
アプリケーションとiOSとアプリ、システムが大半を占めていることが分かります。このことから、アイフォーンに多くのアプリ（特にゲームアプリ）をインストールすると容量が多くなります。アプリはiCloudストレージには保存することはできません。従い、アイフォーンをゲーム機として使うような場合は始めから容量の大きいアイフォーンを購入する必要があります。
iCloudストレージを確認する
iCloudストレージを確認する方法を説明します。「設定」アプリの一番上にある「Apple ID」をタップして「iCloud」をタップします。
写真が大半を占めていることが分かります。「iCloudを使用しているアプリ」の写真がオンになっています。
このiCloudストレージは拡張されていて50GBになっています。拡張されていると「iCloud＋」という表示になります。
つまり、写真はiPhoneストレージにではなく、iCloudストレージに保存されている事が確認できます。
iCloudストレージを標準の5GBで使っていると、図のようにiCloudストレージは写真でほぼいっぱいになっていて容量が逼迫している事が確認できます。
iCloudストレージを拡張させる
iCloudストレージは有料プランにより拡張できます。その手順を簡単に紹介します。
「アカウントのストレージを管理」をタップして、「ストレージプランを」をタップします。
「iCloud＋にアップグレード」をタップして、50GBで130円/月、200GBで400円/月、1TBで1300円/月からプランを選択します。
Apple IDパスワードを入力してクレジットカード情報を登録するとiCloud＋にアップグレードされます。iCloud＋には月払いしかないようです。逆にGoogleのGoogle ドライブは年払いしかありません。
